いわて純情米の栽培・生育状況
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【いわて純情米の栽培】

平成30年の水稲栽培・生育概況
各農業改良普及センター調べ

○水稲の刈取状況

平成30年10月15日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 10月15日現在、県全体で80%の水田で刈取りが終了しており、平年と比較して9ポイント遅い刈取割合である。刈取始期は9月27日頃と推定され、平年よりも2日遅れ、刈取盛期は10月7日頃と推定され、平年よりも3日遅れている。
2 地帯別には、北上川上流が74%、北上川下流が83%、東部が91%、北部が75%となっており、全域で刈取りが遅れている。


▼地域区分

地域区分図
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平成30年9月30日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 9月30日現在、県全体で22%の水田で刈取りが終了しており、平年と比較して10ポイント遅い刈取割合である。刈取始期は9月27日頃と推定され、平年よりも2日遅れている。
2 地帯別には、北上川上流が20%、北上川下流が24%、東部が21%、北部が5%となっており、特に北部で刈取りが遅れている。
3 管理のポイント
 

刈遅れは着色粒・胴割粒等など品質低下の原因となるので、適期に刈取りを行うこと。
  倒伏した圃場では、作業速度を遅くし、刈分けにより品質確保に努めること。
  収穫時期は日没が早まるので、計画的に作業をすすめ、農作業安全に心がけること。
  籾の乾燥は二段乾燥を心がけ、玄米水分15%以下に仕上げること。
  自然乾燥では、乾燥期間は2週間以内とし、乾燥が不十分な時は乾燥機で仕上げること。


▼地域区分

地域区分図
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○水稲の出穂状況


平成30年8月9日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 8月9日現在、県全体で87%の水田で出穂したとみられる。地帯別の出穂割合は、北上川上流73%、北上川下流94%、東部67%、北部78%である。
2 県全体の出穂始期(10%出穂)は7月31日頃(平年差:−3日)、出穂盛期(50%出穂)は8月3日頃(平年差:−3日)であった。出穂終期(90%出穂)は、平年より1日早い8月9日頃と推定される。
3 栽培管理のポイント
 

(1)

東北地方の1か月予報(仙台管区気象台,8月9日発表)によると、向こう1か月の平均気温は、高い確率が60%と予想されている。
  (2) 開花終了後は、間断潅がいを基本とする。早期落水は、収量や品質低下の原因となるので避け、出穂後30〜35日経過してから完全落水とする。
  (3) 斑点米の原因となるカスミカメムシ類の発生量は「並」の予想である。水稲の生育に合わせ、穂揃1週間後の薬剤防除を徹底すること。
  (4) 穂いもちの重要な伝染源となる上位葉(止葉、次葉、第3葉)への発生が見られた場合には、直ちに防除を実施し、穂揃期1週間後まで7〜10日間隔で茎葉散布による防除を実施すること。
  (5) 刈取時期に関する今後の情報に注意し、適期収穫できるよう、コンバインや乾燥調製施設の清掃・整備を行うこと。


▼地域区分

地域区分図
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平成30年8月5日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 8月5日現在、県全体で64%の水田で出穂したとみられる。地帯別の出穂割合は、北上川上流61%、北上川下流66%、東部42%、北部56%である。
2 県全体の出穂始期(10%出穂)は、平年より3日早い7月31日頃と推定される。
3 栽培管理のポイント
 

(1)

出穂・開花期間は最も水が必要な時期なので、田面が露出しないよう湛水状態で管理する。開花終了後は間断潅がいを基本とする。
  (2) 東北地方の1か月予報(仙台管区気象台,8月2日発表)によると、向こう1か月の平均気温は、高い確率が50%と予想されている。
気温が高い日が続く場合(概ね日中30℃以上、夜間23℃以上)、高温による玄米品質の低下を回避するため、積極的な水の入れ替えにより地温の低下を図る(特に夜温の低下に努める)。用水の状況から可能な場合、掛け流しを行うことも有効である。
  (3) 早期落水は、収量や品質低下の原因となるので避け、出穂後30〜35日経過してから完全落水とする。
  (4) 斑点米の原因となるカスミカメムシ類の発生量は「並」の予想である。水稲の生育に合わせ、穂揃1週間後の薬剤防除を実施すること。
  (5) 穂いもち病は基本防除を徹底するとともに、必要に応じて追加防除を実施すること。


▼地域区分

地域区分図
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○水稲の生育状況

平成30年7月10日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 移植後、6月第2半旬〜第4半旬までは気温・日照時間とも平年を下回り、6月第5半旬は気温・日照時間とも平年を上回っていた。しかし、7月第2半旬には日照時間は県全域で平年を下回り、気温は北部及び沿岸部において平年を下回った。
2 県全体の生育は、草丈59.3 pで平年より2.3cm長く、茎数は537本/uで平年より少なく(平年比93%)、葉数は10.1葉で平年並である(平年差-0.1 葉)。茎数は平年より少ないものの目標茎数は概ね確保している。(表)
3 県内の生育は、6月第2半旬〜第4半旬までの低温少照および7月第2半旬の日照不足などの影響により、移植時期や栽培方法による圃場ごとの生育差が大きいようである。目標茎数(20〜30本/株程度)を確保した圃場では中干しが行われているが、幼穂形成期までには終了すること。葉色の低下を確認したうえで、幼穂形成期を重点に窒素成分1.0〜2.0kg/10a を追肥すること。幼穂形成期は平年並の見込みである。
4 1か月予報(平成30年7月5日発表,仙台管区気象台)によると、暖かい空気に覆われやすく、向こう1 か月の気温は高い見込みである。向こう1か月の平均気温は高い確率が50%、降水量は平年並または多い確率がともに40%、日照時間は平年より少ないまたは平年並の確率がともに40%と予想されている。
 

地帯別生育状況  


▼地域区分

地域区分図
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平成30年6月25日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 移植後、6月第1半旬までは気温、日照時間とも平年を上回って経過したが、6月第2半旬〜第4半旬までは気温・日照時間とも平年を下回った。6月第5半旬は気温・日照時間とも平年を上回っている。
2 県全体の生育は、草丈35.8pで平年よりやや短く(平年差-2.9cm)、茎数は401本/uで平年よりやや少ない(平年比94%)。葉数は8.1葉で平年並(平年差-0.2葉)であり、葉色も平年並(平年差-1.2ポイント)である(表)。
3 県内の生育は、6月第2半旬〜第4半旬までの低温少照のため、移植時期や栽培方法による圃場ごとの生育差が大きいようである。目標茎数(20〜30本/株程度)を確保した圃場では、土壌の還元化を抑制し根を健全に保つため、速やかに中干しを行い、幼穂形成期までには終了すること。茎数が確保できていない圃場は、無理に中干しを実施しないこと。具体的には、今後の情報を参考のこと(農作物技術情報第4号,6月28日発行予定)。
4 1か月予報(平成30年6月21日発表,仙台管区気象台)によると、暖かい空気に覆われやすく、向こう1か月の気温は高い見込みである。向こう1か月の平均気温は高い確率が60%、降水量は平年より多い確率が40%、日照時間は平年より少ない確率が40%と予想されている。
 

地帯別生育状況  


▼地域区分

地域区分図
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平成30年6月14日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 5月第4半旬〜6月第2半旬の気温・日照時間は平年並〜平年を上回って経過した。 しかし県北・沿岸部では、6月第2半旬の日照時間は平年を下回っている。降水量は5月第4半旬が平年を大きく上回った。
東北地方北部は平年(6月14日頃)より3日早く、6月11日頃に梅雨入りしたと見られる。
2 県全体の生育は、概ね平年並である。草丈30.2pで平年より0.3cm長く、茎数は277本/uで平年比110%であり、葉数は6.8葉で平年より0.1葉少ない。(表)
3 今後は、浅水管理を基本に目標茎数(400〜500本/u程度,株あたり茎数20〜30本程度)の確保に努める。また、ワラの腐熟等により土壌の還元化が進むことから、目標茎数確保後は7〜10日間程度の中干しを行うことを管理の基本とする。
4 1か月予報(平成30年6月14日発表,仙台管区気象台)によると、東北太平洋側では気温、降水量、日照時間は、ほぼ平年並の見込みである。向こう1か月の平均気温および日照時間は平年より高い確率がともに40%、降水量は平年より少ない確率が40%と予報されている。
5 中干しは幼穂形成期までには終了し、低温時に備えて深水管理の準備をする。具体的には、今後の情報を参考とすること(農作物技術情報第4号,6月28日発行予定)。
 

地帯別生育状況  


▼地域区分

地域区分図
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○地帯別生育状況

★平年値は平成25年から29年までの5か年の平均値
地帯名
生      育      状      況
6月14日 6月25日 7月10日
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
草丈
(cm)
茎数
(本/u)
葉数
(枚)
北上川上流 H30 28.9 162 6.5 34.4 343 8.0 56.9 503 10.1
平年 30.1 202 6.5 36.8 419 8.0 54.6 631 10.1
北上川下流 H30 30.7 322 6.9 36.4 419 8.1 60.4 546 10.2
平年 29.7 268 7.0 39.3 427 8.4 58.0 559 10.3
東 部 H30 29.8 330 6.9 36.7 459 8.2 63.3 508 10.1
平年 31.1 308 7.0 39.7 462 8.2 58.6 564 9.9
北 部 H30 30.0 230 6.0 35.0 413 8.0 55.0 584 9.0
平年 31.0 248 7.0 39.0 430 8.0 55.0 614 10.0
全 県 H30 30.2 277 6.8 35.8 401 8.1 59.3 537 10.1
平年 29.9 251 6.9 38.7 426 8.3 57.0 580 10.2
照会先:中央農業改良普及センター県域担当(TEL:0197-68-4435)
担当課:農林水産部県産米戦略室(TEL:019-629-5715)

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○田植えの状況

平成30年5月20日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 5月20日現在、県全体の田植え進捗率は72%であり、直近3ヵ年とほぼ同じ進捗である。今後は好天が予想され、田植え準備も進んでいることから、適期内(5月15日〜25日)に田植え終期を迎えると見込んでいる。
2 地帯別の田植え進捗率は、北上川下流は81%であり、田植え終期に近づいている。また、東部は66%、北上川上流は60%と田植え盛期を迎え、北部は13%で田植え始期を迎えている。
栽培管理のポイント
 

(1)

田植え直後は植え傷みにより苗の吸水力が低下するので、活着までは蒸散防止のためやや深めの水管理(葉先が2〜3cm水面から出る程度)とする。
  (2) 活着後は分げつ発生を促進するため2〜3cmの浅水とし、水温の上昇に努める。ただし気温が15℃以下の寒い日は、葉先が出る程度のやや深めの水管理とする(低温でも日照があり風のない日は、日中は浅水にして水温の上昇をはかる)。
  (3) 入水は気温と水温の温度差が少ない朝方や夕方に行い、日中は水を動かさないこと。
  (4) 5月18日〜19日の大雨により冠水した水田では、排水路のゴミを除去するなど速やかに排水するよう努めてください。また、圃場に流れ込んだゴミなどを片付けましょう。
  (5) 除草剤散布後に大雨に見舞われた水田では、除草剤の効果が十分に発揮されず雑草発生が早まる可能性もありますので、雑草の発生状況に応じて薬剤散布を行いましょう。
  (6) いもち病対策として箱施用剤を散布せず大雨に見舞われた水田では、今後いもち病の発生が早まる可能性もありますので、いもち病の発生状況に応じて薬剤散布を行いましょう。
▼地域区分

地域区分図
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平成30年5月10日現在の概況(クリックでPDFが開きます)
1 5月10日現在、県全体の田植え進捗率は10%である。
2 地帯別では、北上川下流が14%、東部11%であり、H26〜27に比べると遅れているが、昨年と同程度の進捗である。北上川上流及び北部では5月12日頃から田植えが本格化してくる見込み。
3 耕起・代かき等の田植え前作業と田植え作業が順次行われており、田植えは概ね適期に行われると見込まれる。
4 栽培管理のポイント
 

(1)

田植えは、寒い日や風雨の日を避けてできるだけ暖かい日に行うこと。
※県内の田植え適期・・・・県南部:5月10日〜20日頃、その他の地域:5月15日〜25日頃
  (2) 田植え直後は、植え傷みにより苗の吸水力が低下するので、やや深めの水管理(葉先が2〜3cm水面から出る程度)とし、水温の確保に努めること。
  (3) 入水は、気温と水温の温度差が少ない朝方や夕方に行い、日中はなるべく水を動かさないこと。
  (4) 気温が15℃以下の時は、葉先が出る程度の深水管理とするが、低温でも日照があり風のない日は、日中は浅水にして水温の上昇をはかること。
▼地域区分

地域区分図
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